Posted at 06/07/20 PermaLink» Trackback(0)»
ようやくラオスからベトナムに陸路入国しました。入国審査官の顔先ににパスポートをつきだしていると、外国人だからでしょうか、僕より先からパスポートを出していた地元の人らしきより先に手続きがされました。
次に税関書類を記入して荷物検査だったと思います。日本人であると、だいたいどこの国の入国審査でもほとんどノーチェックで済むんですが、ここは違いました。係員が3人だったと思いますが、みんなで僕のバックパックを開けてこれは何だ(足裏マッサージ用の棒)、これは何だ(4色ボールペン)、これは何だ(ホッチキス)など、何がなんでもイチャモンをつけてやろうという感じがアリアリでした。幸運にも何ごともありませんでしたが、後に担当ガイドブック宛に女性の読者から、ここの国境の荷物検査で係員に体を触られまくったという投稿がありました。自分は男だったから何もありませんでしたが、女性の身になって注意を促すべきだったかと反省しました。
これでようやく入国手続きが終りです。国際バスはまだまだベトナム側に到着していない模様でした。
ベトナム側の審査所敷地を出ると、これまたラオスとは違う光景が待っています。客引き達の姿です(この5年後、またラオスを訪れた際には、ラオスにも客引きがたくさん存在していました)。バイクタクシーの客引きでした。バイクタクシーをご存じない方に一応説明しますが、バイクの荷台に客を乗せるタクシーのことです。
国境からちょと歩いたところからバスが出ていると聞いていたので、「乗らないよ」って答えて歩き続けます。でも最初に声を掛けてきた運転手はめげずに、僕に着いてきます。最初は無視していましたが、「英語を話したいだけなんだ」みたいに言うので、それにつきあっていると、やがて運転手のほうも商売はどうでもよくなったのか、「どこの国から来たか」「自分は英語を学んでわずか○ヵ月だ」「このあとどこへ行くんだ」みたいな商売と関係ない話になり、とうとう「ここがバス乗り場だ」ってバス乗り場まで来てしましました。さらにその運転手はバスの車掌に僕のそこからのプランを説明し、バスに乗るまでに水を購入するか、食事はいいのか、ベトナムの通貨がないならこの人に両替を頼めるよ、など次々と世話をしてくれました。
いよいよ国境からのバスに乗る準備が整いました。バイクタクシーの運転手には大変に感謝です。
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