枕の下にチップを置くのは日本人だけ? - 海外旅行ガイドブックのお仕事

枕の下にチップを置くのは日本人だけ? - 海外旅行ガイドブックのお仕事


枕の下にチップを置くのは日本人だけ?

Posted at 08/03/02 Trackback(0)»

いきなりですが、皆さんは海外でホテルに宿泊する際、ピローチップ(枕銭)を置きますか?

一応ピローチップ(枕銭)について説明をしますと、部屋を掃除してくれるハウスキーパー(ルームメイド)の人へのチップとして、枕の上や下、あるいはサイドテーブルにチップを置いておくというチップのことです。

古くから海外旅行をされている日本人のなかでは、結構常識的なこととして語り継がれているようなマナーですね。僕も20年ほど前にパッケージツアーのようなものに参加して旅行をしたことがあるのですが、その際にも確かガイドさんからピローチップ(枕銭)を置くように言われた覚えがあります。

ただ、最近の旅慣れた人たちの間では、この記事のタイトルのように「枕の下にチップを置くのは日本人だけだよ」なんて発言も聞かれます。

一体正しいのはどちらなのでしょうか?



ヨーロッパでは過去の習慣!?

まずは、ピローチップ(枕銭)は昔の話だという意見から。 「役に立つドイツ旅行のポイント チップについて」というページにて。こちらの方はドイツの観光事情に特化して書いていますが、以下のように書いています。

日本人がよくやる枕チップですが、僕は日本人以外でこれをやっている人を見たことがありません。端的に言って不必要だと思います。少なくとも、使い残しの少額コインをジャラジャラ枕の下に入れるのは失礼です。慎んで下さい

なるほど、ドイツでは必要がないのだと書かれています。それと、これは各所で見られましたが、小銭でのチップというのは失礼なことのようです(あくまでも時と場合、それと国にもよりますが)のでご注意を。

ところ変って、イギリスです。ここぞチップの総本山という雰囲気がある国ですが、「イギリスのチップ」というページによると、「イギリスではかつては枕銭を取る習慣があったそうだが、現在は国中のホテルで取らない方針にしているらしい」ということになっているようです。“取らない方針”ということならば、逆に置いていくと、ハウスキーパーさんが面倒なだけなのでやめたほうがいいかもしれませんね。

次はYahoo!知恵袋の「パリのホテルの枕チップって1ユーロでいいですか? それともホテルの1泊の料金...」という質問に対する回答を見てみましょう。

タイトルでおわかりの通り、フランスの事情です。08年3月2日現在6つの回答がついていますが、ざっとまとめてみます。

  • 添乗員(同行ガイド)により、ピローチップは置くべきだという人、必要ないという人がいる。
  • 宿泊費のサービス料に枕銭のたぐいは加味されており、基本的におく必要はない(その理由として、「フランスでは数年前にホテル料金にサービス料が加算されるようになり、そのためメイドの給料が上がったため」と追記されています)。
  • 元ツアコンの方が、「アメリカの学者の統計で、ピローチップを置かなかった部屋の3割で、なんだかの嫌がらせを受ける」ということを追記されています。

ピローチップを置かないと、ちょっと困ったことにも

「チップを置かないと××」ということには、「あっとニューヨークにも書かれています。

チップはベッドサイドテーブルに置いておきます。その際、ハウスキーパー(メイド)に要望などのメモも残しておくと良いです。枕銭は必ず置くように願います。ニューヨークのホテルのメイドはホテルにより盗みを働くところもありますが、チップをしっかりおいてあげることで少しは盗み心も働かないのでは ...?

一応、ピローチップについてのまとめ

まあ、ざっと見たところの結論としては、ヨーロッパの多くの国では、現在ではピローチップの習慣はなくなってきている(チップを置かなくても、ハウスキーパーはその分を給料でもらっている)。

一方で、アメリカではハウスキーパーの給料が良くないらしく、チップを置かないと何かしらの不具合が起る可能性があるので、できれば置いたほうがよい。というところでしょうか。

アメリカでのピローチップ(枕銭)の相場はベッド1つにつき1ドルとのこと。それくらいのチップを節約したために、ちょっと面倒な事態になるかもしれないということを考えるなら、素直に置いたほうがよさそうですね。

続・枕の下にチップを置くのは日本人だけ?」に続きます。




関連記事



「枕の下にチップを置くのは日本人だけ?」へのトラックバック

トラックバック先URL


この記事のタグ:        


» 記事一覧(サイトマップ)を見る

カテゴリ

過去記事はこちらから

人気記事トップ10(8月22日更新)up

新着記事

お知らせ

ブックマークに登録

このボタンから21のブックマークサービスに登録できます。

フィード(RSS)

Powered by

このサイトについて

9年間、海外旅行ガイドブック取材の仕事をしてきた著者が、その仕事内容や本には書かなかった話、海外旅行のノウハウなどを紹介しています。


著者:jnhppp

chibita.jpg

東京生まれの40代(になってしまったw)。仕事情報誌でたまたま見つけたガイドブック編集会社に入社。以後、同業界に携わる。2006年に別業種に転職。

おすすめホテル予約サイト

agoda,アゴダ
海外のホテルを日本語で予約するなら、このホテル予約サイトagoda(アゴダ)が料金的におすすめです(ある程度海外旅行経験がある方に限りですが)。詳しくは下の記事に書いてます。
ホテル予約会社をそれなり比較(都市ホテル編)

特選リンク集

海外旅行ランキング