Posted at 07/02/06 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
唐突ですが「深夜特急」という本をご存じですか?
作家の沢木耕太郎が1970年代、香港からロンドンまでほとんど情報もなしに旅をするという旅行記で、多くのバックパッカー(節約旅行者)のバイブル的存在(今は知りませんが)の本です。
| 深夜特急〈1〉香港・マカオ | |
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で、なぜ僕がこの「深夜特急」を持ち出したかというと、(以下「深夜特急1」のp.10より)「アパートの部屋を整理し、机の引出しに転がっている一円硬貨までかき集め、千五百ドルのトラベラーズ・チェックと四百ドルの現金を作ると、私は仕事のすべてを放擲して旅に出た。」というシーンが、一人旅をしたことのない当時10代だった僕に、すごく感銘を与えたからです。よくわかんないですが、「トラベラーズチェックかぁ、カッコいいな」なんて(オイオイ、そこかよ)。
沢木耕太郎が実際に旅に出ているのは前述のとおり1970年初頭のこと。クレジットカードはあったでしょうが、今のように世界中で便利にとはいかないでしょうし、各国でATMも普及していない。つまり、沢木耕太郎のお金の持ち方がこのころのスタンダードなわけです。
しかし、現在ではトラベラーズチェックはすっかり斜陽産業(?)。代ってクレジットカードを持たずに海外旅行なんて、という時代にもなってきています。だいたい、中級以上のホテルに泊まるには、デポジット(保証金)としてクレジットカードの提示が求められたりしますし、レンタカーでも同様です。バックパッカーであろうと、クレジットカードの1枚は持っていくべき時代なのです。
トラーズチェックと現金だけで旅行するなんて、過去の遺産的な感じがしますが、しかしながら、旅行する国によっては今でもこんなお金の持ち方が必要となるケースもあるんです。
今でも「深夜特急」のようなお金の持ち方が必要な国々
例えばラオス。タイの北隣、ベトナムの西隣にある内陸国で、東南アジアの最貧国ともいわれる国です。2002年の情報で恐縮ですが、この国ではほとんどクレジットカードが使えません(JICAのホームページでは2005年時点でもほとんど使えないとありました)。もちろん、このようなクレジットカードが普及していない国では、キャッシングができるようなATMもほとんどない訳です。
そうなると、お金を持っていくチョイスは、現金かトラベラーズチェックしかないわけです。安全のためもあってほとんどのお金をトラベラーズチェックで持っていくことになります。現金にしても、こういった国では、日本円の認知度が低く、両替ができてもレートが悪かったり、田舎のほうでは両替できなかったりしますので、アメリカ・ドルを持っていくことをおすすめします。また、こういうラオスのような国は、例えばアフリカ、中央アジアなどにもあるんだと思われます。
旅行前には、この手の情報を十分確認するようにしたほうがいいですね(特に、いつもはクレジットカードと日本円の現金だけで旅行に出る人は)。
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