コソコソと両替しなくてはならない国ミャンマーでは… - 海外旅行ガイドブックのお仕事

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コソコソと両替しなくてはならない国ミャンマーでは…

Posted at 07/02/10 Trackback(0)»

タイのミャンマー国境、メーソートの国境ゲート 今でも「深夜特急」のようなお金の持ち方が必要な国々」では、クレジットカードや国際キャッシュカードなど、どこの国でもカードが使える世の中にあって、未だカードが使えない国もあると紹介しましたが、さらに世界にはクレジットカードが使えず、さらにトラベラーズチェックすら使えない国もあるんです。



僕が行ったことがある国ではミャンマーがそれでした。そもそもこの軍事独裁国では、政府が世界の為替レートを完全無視して勝手に決めた公定レートと、実際に市場で交換されている実勢レートという2つのレートが存在していて、その差は数十倍とか(地球の歩き方ミャンマー編によると、政府の決めた公定レートで換算するとビール1本が数千円になるとか)。そんな歪みのため、通常銀行を通して両替するトラベラーズチェックも使えなくなってしまっているというわけです(銀行は立場上、政府が決めたバカ高レートを採用しているので)。

では、ミャンマーではどこで外貨を両替するかというと、銀行以外のそこら辺ですることになります。暗黙の了解で。基本的にはホテルのフロントで両替してもらうのが安全だしポピュラーなのですが、ホテルによっては自分のところではできないからと輸入商品なんかを扱っている商店を案内されたりする場合もあります。そのほかにも町を歩いていれば「両替するよ」と声をかけられ、商店の奥に連れて行かれてコソコソと両替したり、タクシーの運転手に両替をもちかけらりたり、と他の国では堂々とやっていることを、コソコソとやらなくちゃならないんです。一応違法行為にあたるので、運悪く当局関係者にその場を目撃されるとまずいことになるわけです。

高級ホテルのなかには、クレジットカードトラベラーズチェックが使えるところもあるにはあるのですが、よく聞いてみると、支払いはシンガポール・ドル建てになるのだとかで、なんだか裏がある感じ。

そんなこんなで、この国に旅行する場合には、(日本円も認知度が低いので)すべてアメリカ・ドル(またはユーロ。ただし地方に行くとユーロも弱い)の現金で持っていくという、常に大金を持ち歩き状態になってしまいます。本当にいい国なので、早くまっとうな政府になってもらいたいところです。

というわけで、トラベラーズチェックのお話しはこれにて終わりです。




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東京生まれの40代(になってしまったw)。仕事情報誌でたまたま見つけたガイドブック編集会社に入社。以後、同業界に携わる。2006年に別業種に転職。

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