国際キャッシュカード、新生銀行と他社比較 - 海外旅行ガイドブックのお仕事

国際キャッシュカード、新生銀行と他社比較 - 海外旅行ガイドブックのお仕事


国際キャッシュカード、新生銀行と他社比較

Posted at 09/07/26 Comment(3)» Trackback(0)»

さんざん当サイトでは「国際キャッシュカード」について取り上げてきましたが、いやあ、時代は変わっていくものですね。

海外でのATM利用料が無料という点で人気だった、まさに海外に「出かけるときは忘れずに(懐かし。。その昔のアメックスのCMです)」的キャッシュカードだった“シティバンク”のシティバンキングカードが、なんと知らぬ間にATM利用料が有料になっているではないですか。お金を1回引き出す度に210円も。

で、表題の通り、シティバンクの代わりに使えるキャッシュカードとなったのが「新生銀行」のキャッシュカードと言うわけです。



新生銀行キャッシュカード裏面 まず、当サイトで言っている「国際キャッシュカード」は何かをご存じない方のためにざっくり説明するなら、日本で使っている銀行キャッシュカードを、海外の銀行ATMでもそのまま使えるキャッシュカードのことです(写真のように、裏面にPLUSマークやCirrusマークがあれば使えます)。ちなみに「国際キャッシュカード」とは旧・住友銀行が使っていた名称で、現在の三井住友銀行がそのまま流用しているものなのですが、一番シンプルにわかりやすいので、当サイトではこれを一般名詞として利用しています。

日本の一般銀行の国際キャッシュカードは割高

すでに例に出した三井住友銀行の「国際キャッシュカード」や、みずほ銀行の「みずほインターナショナルキャッシュカード」、三菱東京UFJ銀行のインターナショナルカード(新規受付は終了したそう)、などは発行手数料が別途1000円ほどかかります。シティバンクの場合は元々海外で使えるカードなので切り替え手数料などはありませんが、ある一定の条件を満たしていない(要するに預金が少ない)利用者は口座維持手数料として毎月2100円ほどかかります。

さらには海外で引き出す度に手数料が

さらに、上にあげたメガバンク系の国際キャッシュカードや、冒頭でも取り上げたシティバンクのシティバンキングカードでは、海外のATMからお金を引き出す度に200から210円の手数料がかかります。物価の安い国で少しずつお金を下ろすとなると、負担はかなり大きくなります。
三井住友銀行の国際キャッシュカードサービスの手数料、為替レートが変わりました。詳しくは、「三井住友銀行の国際キャッシュカードが…」にて書いています。

それら手数料が一切ないのが新生銀行

新生銀行の場合、普通に開いた口座にすでにインターナショナルサービスが含まれているので、何の手続きもなしにそのまま海外ATMでキャッシュカードが使えます。さらに使う度にかかる手数料も基本なしです。

一応ある、新生銀行のデメリット

すでに当サイトでは何度か使ったデータなのですが、ずばり三井住友やシティバンクのキャッシュカードに比べると、新生銀行の両替レートが1%ほど高いという点がデメリットです。ちなみに各サイトからその両替レートの査定方法についての部分を拾ってみますと。。

  • 三井住友銀行の国際キャッシュカード:「VISAインターナショナルが定めたレートに3%を加算したレート」2009年12月に3%から5%へと変更になりました。
  • シティバンクのシティバンキングカード:「シティバンク在日支店店頭での米ドル電信売レート(TTS)に3%を乗じたレート」
  • 新生銀行:「VISAインターナショナルが定めたレートに4%を加算したもの」

まあ基本的にVISAが定めたレートもシティバンクの電信売レートもほぼ同レートと考えてよいのでしょうから、違いは上の2つがプラス3%なのに比べ、新生銀行は4%であるというところです。

実際にこの1%の差はどれくらい大きいのか

ものすごく簡単に、「VISAが定めたレート」も「シティバンクの電信売レート」も1アメリカ・ドル=100円だったとしましょう。3%加算だと1ドル=103円、4%加算だと104円になります。このままだと単純に新生銀行が不利ですが、新生銀行の場合、ATM利用手数料がかからないので、たとえば海外で50ドルを下ろした場合。。。

  • 三井住友・シティバンク
    50ドル×103円+手数料210円=5360円
  • 新生銀行
    50ドル×104円+手数料0円=5200円

このレートで考えるならば、210ドル以上を1回に下ろさない限り、新生銀行のほうがお得ということになります。僕もそうですが、ちまちまとお金を下ろす人なら新生銀行のほうがお得です。

そのほかの新生銀行の利点

他行宛の振込が、毎月1回無料

新生銀行キャッシュカード表面 ネットバンキングからの振込に限りですが、毎月1度は無料でできます。新生銀行内の振込なら何度でも無料です。もっと言うと、新生銀行で30万円以上の投資商品を持っているか、200万以上の預金がある場合には他行宛の無料回数が5回以上に増えるそうですが、残念ながら僕には関係ないです。(ちなみに、キャッシュカードの色は32色から選べます)

近くに新生銀行の店舗がなくても問題なし

セブンイレブンに設置してあるセブン銀行のATMが手数料なしで使えるほか、ゆうちょ銀行および郵便局のCD・ATMがキャッシュバックという形で無料で使えるので、近くに新生銀行がなくても問題なし。口座開設も下記のリンクから申し込めばいいので、店舗に出向く必要はないです。
ATM引出手数料実質0円 セブンイレブンでも郵便局でも実質0円 新生銀行

以上、この情報がお役に立ったら幸いです。。




関連記事


「国際キャッシュカード、新生銀行と他社比較」へコメントを投稿

※非公開コメントをご希望の方はメールフォームからどうぞ。

上の情報を保存する場合はチェック

「国際キャッシュカード、新生銀行と他社比較」へのコメント一覧

CommentData » Posted by hikaku at 09/07/26

サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
OIDTXEgJ


CommentData » Posted by いちごプディング at 09/09/13

citibankの210円手数料は、1000万円以上の預金残高があれば無料(後日返金)になります。
ただ、そもそものレートが高いかもしれません。
以前、同じ海外ATM(シンガポール)で、ほぼ同時にシティと新生のキャッシュカードで同額引き出してみましたが、シティの手数料差し引いた額と比べても新生の方がレートよかったです。おそらく、TTSというのがくせもので、1$=100円のところ、+1円のレートだからではないでしょうか?
真相はわかりませんが、一つの情報として聞き流してくださいw


CommentData » Posted by jnhppp at 09/09/20

いちごプディングさん。返事が遅くなりましたが、コメントありがとうございました。

TTSについては、あくまでも憶測ということで同額で考えていましたが、多少の差異があるのですね。参考にさせていただきます。


「国際キャッシュカード、新生銀行と他社比較」へのトラックバック

トラックバック先URL


この記事のタグ:            


» 記事一覧(サイトマップ)を見る

カテゴリ

過去記事はこちらから

人気記事トップ10(8月22日更新)up

新着記事

お知らせ

ブックマークに登録

このボタンから21のブックマークサービスに登録できます。

フィード(RSS)

Powered by

このサイトについて

9年間、海外旅行ガイドブック取材の仕事をしてきた著者が、その仕事内容や本には書かなかった話、海外旅行のノウハウなどを紹介しています。


著者:jnhppp

chibita.jpg

東京生まれの40代(になってしまったw)。仕事情報誌でたまたま見つけたガイドブック編集会社に入社。以後、同業界に携わる。2006年に別業種に転職。

おすすめホテル予約サイト

agoda,アゴダ
海外のホテルを日本語で予約するなら、このホテル予約サイトagoda(アゴダ)が料金的におすすめです(ある程度海外旅行経験がある方に限りですが)。詳しくは下の記事に書いてます。
ホテル予約会社をそれなり比較(都市ホテル編)

特選リンク集

海外旅行ランキング