Posted at 07/07/26 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
ミャンマーは、すでに紹介したインレー湖より車で1時間ほど西にある町、カローを拠点としたトレッキングで見た風景です。カローからは2時間ほど歩いたところでしょうか、パラウン族という少数民族の村の長屋です。
一応説明しますが、トレッキングとは、一般に山道をハイキングすることです。東南アジアでの場合、人里離れた山奥を目指し、山岳少数民族の村などを訪れるというパターンが多いようです。タイ北部、ベトナム北部、中国の雲南省などが有名で、いずれも同国の大都市に行けば日本とほぼ変らない光景が見られる一方、トレッキングで奥地へ行けば、現在でも古(いにしえ)からの民族衣装をまとって生活する人たちが暮らしていたりします(生活のために、そういう生活をさせられている人たちもいるという話も聞きますが)。
さて、トレッキングのガイドに連れられ、1軒の家に招き入れられました。ガイドいわく、この辺りの少数民族の村では昔から続く長屋だという。
入ってみると、昭和40年代後半生れの僕としては実体験はないですが、なんだか懐かしい木のぬくもりのある長屋風。子供たちは、三脚を立てて写真を撮る僕を珍しそうにしながら周囲を走り回り、すぐ横では乳房をおおっぴろげに出して授乳する若いお母さんがいて、という古き良き時代を思い起こさせる光景が広がっていました。
ガイドに聞くところ、昔はたくさんあったこういう長屋も、どんどんと減少を続け、これが最後に残った1軒なのだとか。感傷深げに長屋の奥へと進むと、しかし僕らとは別にやってきた白人旅行者らが、住人たちに民族衣装などのお土産を半ば押し売り状態にされていました。この長屋もすでに、実生活用というよりは、観光用となっているようで…。
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