ちょっと写真の言い訳を - 海外旅行ガイドブックのお仕事

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ちょっと写真の言い訳を

Posted at 07/12/12 Trackback(0)»

ミャンマー、ポリーステーション.jpg
このブログを始めて、いつも悔しく思うのは(何度も書いていますが)、海外旅行ガイドブックの取材時にもっとデジタルカメラで写真を撮っておけばよかったな、ということです。

今回はなぜデジタルカメラで撮影した写真が手元に少ないのか、そんな言い訳を書きたいと思います。



今の今はわからないですが、少なくとも2005年までは、ガイドブック取材中の撮影は一眼レフの銀塩カメラ(フィルムカメラ)をメインで使うよう、会社または発注主から言われることがほとんどでした。

理由は、まだフィルムとデジタルでは仕上がりの質が違うから、と。まあ、巻頭のグラビアで使う写真でなら、その質の違いもわからないでもないですが、たいていの写真は記事中に小さく使われるだけなんですけどね。そのために、取材中フィルムを30~40本常に持ち歩かなくてはいけないってのも、かなりかさばりますから、厳しいものです。

なお、僕が海外旅行ガイドブックの取材で撮影したフィルムは、現在僕の手元にはなく、処分されていない限り、以前所属していた会社やら発注主の会社に保存されているはずです。僕が撮影した写真は、基本的に申し出れば使用できることになっている(はず)ですが、ブログ記事を書くためにわざわざ借りにいく訳にもいきませんしね…(現在では親交もほとんどないですし)。

ということで、現在このブログで使用しているのは、サブカメラとして持って行っていましたデジタルカメラで撮影したものであります。

デジタルカメラ以前と以後

僕がデジタルカメラを持つようになったのは、比較的安価で手に入るようになった2001年のこと。といっても一眼レフのデジタルカメラは十数万から数十万円はしたので(低収入の僕は買えるはずもなく)、普通のコンパクトデジタルカメラです。撮影は銀塩カメラでやってくれと言われるので、銀塩カメラをメインとして、あくまでもサブカメラとして持っていくようになりました。

銀塩カメラデジタルカメラの使い分けはこんな感じにしてました。

銀塩カメラの場合

●観光地やホテルの外観・客室内、レストランの内・外観、乗り物など、ガイドブックに掲載できそうな被写体のほとんど。

デジタルカメラの場合

●光量が足りないなど、その場で結果が見られない銀塩カメラでの撮影に自信が持てない場合の押さえとして。

●冒頭の写真のように、どうでもよい、取材後に友人など見せるのを目的としたものの撮影の場合(ちなみに、冒頭の写真はタイのミャンマー国境で撮った、中国製と思われる「Poly Station」というバッタモンのゲーム機。ゲームソフトはロムではなく、初代ファミコンのようなカセットタイプ)。

●治安が悪そうな場所で、大きな一眼レフカメラを出すのはちょっと危険かなと判断した場合。

●レストランのメニューや、バスや鉄道の時刻表を撮ったりメモ代わりに。

●僕の一眼レフの銀塩カメラを見て「オレも撮ってくれよ」などと言ってくる地元のオジサンなどを撮るとき(子供は絵になるので、ガイドブック掲載可能写真ということで、たいていは銀塩カメラで撮影します)。デジタルカメラなら、その場で撮影したものを相手に見せられますし、「写真を送ってくれよ」と住所を渡されることも少ないので。

●その他、銀塩カメラで撮影するには、フィルム代がもったいないな、というようなものを撮影するとき(びっくりするくらいに日に焼けた自分の顔を撮ったり(笑。ちょいナルシスト?)。

一応、所属していた会社を辞め、フリーランスライターになってからは、写真価値も意識するようになり、なるべく自分の手元に置いておけるデジタルカメラでもいいカットは押さえるように心がけてはいましたが、ただ同じ被写体をカメラを替えて撮影するというのは、カメラが本業ではないですし(本業は取材をすること)、時間も限られているので、なかなか難しいものでした。

そんなこんなで、観光地や町の写真など、「ブログで使えるのにな~」という写真は、ほとんどが銀塩カメラだけで撮影している訳なんです。あらら。。。

それでも多少の写真が残っているだけでもまし。惜しむべきはデジタルカメラを持つ前、つまり2001年以前の取材ですよね。南太平洋の島や南アフリカなど、プライベートでは航空運賃も高いし、短期間では行けないような国へも取材していたので、当時からデジタルカメラを持っていればな、なんて思う今日この頃です。




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9年間、海外旅行ガイドブック取材の仕事をしてきた著者が、その仕事内容や本には書かなかった話、海外旅行のノウハウなどを紹介しています。


著者:jnhppp

chibita.jpg

東京生まれの40代(になってしまったw)。仕事情報誌でたまたま見つけたガイドブック編集会社に入社。以後、同業界に携わる。2006年に別業種に転職。

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