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世界遺産の氷河の街で、時差で大失敗…でもその後に
Posted at 08/08/27 PermaLink» Comment(2)» Trackback(0)»
世界遺産の氷河の街、アルゼンチンのカラファテでのお話です。このカラファテについては、以前に「2007年の暖冬から、世界遺産の氷河を思う」や「世界遺産の氷河の町で、イグアナを飲む(カラファテ)」などの記事を書いてますので、興味がありましたらどうぞ。
このカラファテへは、隣国チリから国際バスに乗って到着しました。到着したのは夕方16時ごろ。で、悲劇(?)は翌日の朝に起りました。臨場感がより伝わるよう、ほぼ当時の日記のままにお伝えします(一部、追記しています)。
意味がわからず早朝にたたき起こされ
7時手前に宿の部屋をノックする音で目覚める。何事だと思い返事した。この日、9時にホテルに迎えに来る氷河ツアーの予約をしていたので、8時に起きて朝食を取る予定でいた。ホテル(とはいえ、1泊20米ドル程度の安宿)には8時頃に起こしてくれと頼んでおいたのに、聞き間違えだろうかと無視した。まだ時間があるんだよ、と。
それからまだ横になっていて、目覚まし時計を少し進め8時手前ぐらいにしたのだろうか。最悪でもその時間に起きれば、朝食を食べてツアーにそのまま行けばいいと思った。予定通り8時手前に起きてシャワーに入る。シャワーに入ると、やたらにノックされる。朝食ごときでそんなにしつこくノックするなよ、と思い、今風呂場だと答える。でも再度ノックされ、また同じように答える。なんでこんなにしつこいんだと思う。風呂を出るとき、そうか、トイレの水が流れっぱなしになっていたからか、と思う。
用意をして、8時ちょっと過ぎぐらいに朝食の場に行く。やっぱりというか、感じが悪かった。コーヒーとクロワッサン、食パンの朝食だった。コーヒーを飲み、クロワッサンを食べつつ、今日のツアーのバウチャーを机の上に用意する。すると、朝食の係りとしていた女の人が、バウチャーを指し何か言う。僕が理解していないと思うや、時計を持ってくる。僕の時計より1時間進んでいた。へ、っと思う。ちょっと離れたところにあった壁掛けの時計を見ても同じ時間だった。まったくアルゼンチンとチリの間の1時間の時差を忘れていた。
海外というものはすべて飛行機や船でしか行くことができない日本人にとって、陸路を越えて時差が発生するというのがどうも忘れがちになるものです。東南アジアで時差がある国境を何度か越えていた僕でしたが、チリもアルゼンチンも同じスペイン語圏ということで、そんなことも影響したんでしょうか(追記)。
世界遺産の取材も、予備日はないので
ありゃりゃと思いつつも、どうかしなくてはならないのだ。朝食を終えてすぐに外に出る。まずは予約していたツアー会社へ行ってみるが、日曜ということもありやっていなかった。なので、昨日も訪れたバスターミナルの観光案内所へ行ってみる。他に交通手段はないものか聞くためだ。昨日と同じ人なのかもしれないが、英語はできるかと聞いてみると、やはりだめだった。グラシオラス・ペリト・モレノ(氷河の名称)への交通は他にないかと聞くと、そこのタクサで45ペソで行けると言う。
タクシーのことだと思ったので、安いじゃんと思う。だが、それはタクシーではなく、タクサという旅行会社のことだった。そこで聞いてみた。英語を少し話せるスタッフがいた。しかし、タクサではツアーはなく、ガイドなしの送迎だけでよいなら明日は可能だと言われる。
「今日どうしても行きたいなら、そうだね、○○という旅行会社へ行ってみるといいよ」、と地図にマーキングして教えてくれた。何とも親切なおばさんだった。が、教えられて行ってみた会社では「うちではやってない。でも、隣でやってると思うよ」と。まったくやれやれだ。で、隣にいってみれば、「ないことはないけど、午後出発のツアーになるよ」と。
午後とはいえ、ようやく今日出発できるツアーを発見したからには良しとしよう。でも、写真をたんまり撮っておきたかったので、なんとも街で時間を過ごすのは悩ましい。出発までまだ4時間ほどあった。タクシーをチャーターして行くべきかな、なんて悩んでいる時だった。
諦めなければ、こんな奇跡もあるもんです
バスがツアー会社の前に停車すると、運転手らしきがオフィスに入ってきた。店のスタッフにスペイン語を話す人特有の超早口でなにやらまくし立てると、オフィスの責任者らしきおじさんはその運転手にお金を渡し、「そうだ」といわんばかりに僕のほうを見、僕に「そのバスが氷河に行くから乗っていきな。お金は運転手に直接払えばいいから」と言う。
そんなことで、諦めつつあった氷河ツアーは1時間ほどの遅れで再参加することができたということになった(自分のミスですからこの分のツアー代金は自腹で払いました)。
でもって、僕がツアーに参加できた本当の理由とは
で、僕がこのツアーに参加できたのが実に奇跡的だったと知るのは、このツアーの帰路のことでした。何もない道の途中でバスが停車すると、車掌的役割の男が車外に出て鳥の死骸を持って車内に戻ってきたのでした。一同が騒然としているのでその理由を隣の人に尋ねてみると、朝9時ごろ定刻に街を出たこのバスでしたが、道中なんとフロントガラスに今は死骸となってしまった鳥がぶつかってきたためガラスがクモの巣状態にひび割れてしまい、一旦街に戻りバスを替え、ガソリン代の請求だかをしに僕の寄っていたオフィスに寄ったという、書いてもややこしいほどの偶然が重なったためだったのでした。
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CommentData » Posted by ろうべえ at 08/09/08
はじめまして。
沢山の国へ行かれていて羨ましいです。
私は世界遺産に興味があるので、こちらの記事にくいついてしまいました。
jnhpppさんは中国方面へは行かれないのですか?
私が今一番行ってみたい世界遺産は中国四川の九賽溝・黄龍なんです。
ですが、四川では地震もありましたし、いろいろと考えてしまいなかなかまだ行けていません。
jnhpppさんもいつか行ってみてください!
噂によると、息を飲むほどの絶景らしいです。
CommentData » Posted by jnhppp at 08/09/08
ろうべえさん。
ご訪問ありがとうございます。著者のjnhpppです。
中国はですね、香港に隣接するシンセンしか行ったことがないんです。
でも行ってみたいですね。三国志ファンでもある僕としては、いつかは中国の史跡をめぐる旅に出ること夢想しています。
またぜひ遊びにきてください。