パスポートがいつの間にかICチップ入りに - 海外旅行ガイドブックのお仕事

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パスポートがいつの間にかICチップ入りに

Posted at 08/08/18 Trackback(0)»

時の経つのは早いのか遅いのか、1998年に取得したパスポートが今年期限切れとなり、パスポートの更新をしてきました。自分の顔写真を見比べれば10年一昔、日々の変化はわからないものですが、やはり悲しいかな歳をとっているものですね。

そんなことはさておき、知らぬ間にパスポートがICチップ入りとなっていました(旅行業界を離れた2006年に変更になったようです)。もうすでにICチップ入りパスポートをお持ちの方には不要な情報ですが、一応報告レポートです。



0818newpassport1.jpg

まずはざっと外見からです。右がICチップ入りの新パスポートで、下が旧パスポートです。ご覧の通り「菊の御紋」が多少上に上がり、最下部にきっと日の丸を意識した(もしくは国際基準の?)、IC入りを意味するのでしょうマークが入ってます。旧パスポートのほうが多少黒ずんで見えますが、10年にわたって(たいていは尻ポケットに入れて)各国を歩き回ったための汚れです。色は替わっていないはずです。


0818oldpassport.jpg 中身を見てみますと、個人的には趣味がいいとは思えませんがページごとにそのページ番号の数字がいくつも並べ描かれています。そして、一番の変化は真ん中のページに左下の写真のような「DO NOT STAMP THIS PAGE(出入国審査官向け:このページにスタンプは押さないように)」と書かれた、写真では伝わらないかと思いますが、厚さほぼ1ミリの厚紙が綴じられています。


ICチップの厚紙ページがものすごく邪魔

0818passport_inside.jpg これが、邪魔です。ものすごく邪魔です。なぜなら、先述のとおり僕は常にズボンの尻ポケットに入れてパスポートを持ち歩いていたので、こんな厚紙が挟まれているようではパスポートを尻ポケットに入れたままでは座れないではないか(硬くて痛い)。しかも、この厚紙ページには「曲げたり、ねじったり、重い物を載せたりしないで」と書かれています。尻ポケットに入れて座れば曲がるし重い。詳しいことはわかりませんが、銀行カードのICチップなど、ものすごく小さくかさばらない風なのに、こんなにでかい必要はあるんでしょうか?

ついでに重さを量ってみました(暇人…)。

旧パスポートは34グラム

IC入りパスポートは42グラムです。わずか8グラムの差ですが、結構重く感じます。

しかも申請料金は1000円増し

ケチケチな話をするならば、申請料金は1000円高くなりました。ポケットにしまいにくくなり、若干の重量増、それでもって使用者にとって何が利点なのでしょうか?

外務省の「IC旅券FAQ(よくある質問)」というページを見てみました。これをものすごーく簡単に要約するならば、「ICチップにはパスポートの顔写真の載っているページにあるのと同じ情報が入っている」「1000円高くなったのはICチップの実費相当分である」「将来的にはICパスポートを利用して出国・帰国審査を自動化する」「現時点では入出国審査官がパスポートの写真、ICチップをディスプレーに映した写真、そして本人を確認できるようになり、写真だけを貼り替えたような偽造パスポートを見抜けるようになる」ということらしいです。

ただし一方で、このICチップが何だかの影響で破損してデータが読み出せなくなった場合にはどうなるのか、というQ&Aを見てみると、「何らかの事情でICの情報を読み出すことができなくとも、それのみをもって入国を拒否されるということはありません」とのこと。さらには、「ICチップが壊れたときは新しい旅券と交換しなければなりませんか」という質問には、「新しい旅券に切り替える必要はありません」との回答。

おいおい…。ICチップは結局なくてもいいじゃないっすか。




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9年間、海外旅行ガイドブック取材の仕事をしてきた著者が、その仕事内容や本には書かなかった話、海外旅行のノウハウなどを紹介しています。


著者:jnhppp

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東京生まれの40代(になってしまったw)。仕事情報誌でたまたま見つけたガイドブック編集会社に入社。以後、同業界に携わる。2006年に別業種に転職。

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